Archive for January 2006

26 January

ノーマライゼーション教育推進研究発表会

1月19日に開催されたノーマライゼーション教育推進研究発表会に参加してきました。
研究指定を受けた熊谷市と坂戸市の発表がありました。
ノーマライゼーションというのであればまず通常の学級に在籍する障害を持った子どもたちの支援を考えなくてはいけないと思うのですが、その印象が薄かったような気がします。
私は、障害児学級が大きな役割を果たすのではないか思うのですが。

次に熊谷養護学校(肢体不自由)、行田養護学校(知的障害)、毛呂山養護学校(知的障害)、坂戸ろう学校の発表がありました。こちらは地域支援をどう進めるのかというのが研究テーマでした。
学校によってだいぶ取り組みに違いがあるように感じました。トップダウンではなく、ボトムアップで地域との関わりを探ってきた学校の発表はおもしろかったです。ただ、支援籍についてはこれを全県に拡大するにあたっては、人を増やすこともないし、教育課程上の検討も整理されていないし、今後かなり検討しなければならない課題があると感じました。


23:18:48 | aoringo | No comments | TrackBacks

10 January

学校教育法改定案

1月8日(日)の朝日新聞の第1面に特別支援教育関連の学校教育改定案を次期通常国会に提案するという記事が載りました。
とりあえず、固定式障害児学級をなくすということはないようです。これも全国各地での保護者や教員・関係者の運動の成果といえるのではないでしょうか。とはいっても「答申」などでは2段階での改革として次に特別支援学級から特別支援教室ということもいってますし、いわゆる軽度発達障害の子どもたちは「通級指導教室」には位置付くようですが、教室なので定数法の裏付けが無く、教員が増えるという担保がありません。
すべての子どもたちにゆきとどいた教育を保障するためにはさらに国の動向に注意を払い、関係者の運動が重要になり沿おうです。また、地方自治体ごとの裁量もますようなので、埼玉県やさいたま市、居住する市町への働きかけがますます大切になってくるのではないでしょうか。
11:51:09 | aoringo | No comments | TrackBacks

04 January

新年のごあいさつ

櫻井@管理人です。
明るいことが少なく、「おめでとうございます」というあいさつも気が引けるのですが。
昨年12月に中教審特別支援教育特別委員会が答申を出しましたが、いよいよ法改定が日程にのぼってくるでしょう。
現場の教員や保護者がバラバラにされることのないように手をつないでいきたいと思うのです。そのためにブログやメーリングリストが少しでも役に立つといいと思います。
今年もよろしくお願いします。

櫻井宏明


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