Archive for March 2006

03 March

4月1日の緊急学習会

 中央教育審議会は05年12月、「特別支援教育を推進するための制度のあり方
(答申)」を発表し、国はそれをうけ、3月にも学校教育法「改正案」を今国会に
提出しようとしています。法案の内容は、すでに新聞でも報道されているように、「地域支援を位置づけた障害種別を超え特別支援学校に」「障害児学級は当面維持するが、特別支援教室にむけた弾力的運用をすすめる」など、あらたに人や予算をつける担保が無く、いわゆる「軽度発達障害」の子どもたちにゆきとどいた教育が保障されないばかりか、このままでは現在の障害児教育が大きく後退する恐れがあります。
 また、学校教育法の「改正」とあわせて、教職員の配置を決める「標準法」なども一括して見直すとしています。学校の設置者(県など)がしようとすれば、大幅に教職員を減らすことも可能になる危険性があります。
 埼玉県教職員組合(障害児教育部)、 埼玉県高等学校教職員組合(障害児教育部)、障害者の生活と権利を守る埼玉県民連絡協議会、全国障害者問題研究会埼玉支部の4者が緊急に学習会を呼びかけましたので、紹介します。
これまでの障害児教育はどうなってしまうのか、LD・ADHDなどの子ども
たちの教育はどうなるのかなど、保護者・教職員・障害者団体など関係者が集い、
みんなで学びいましょう。
保護者・教職員・関係者の緊急学習会
「学校教育法の「改正」でどうなる?障害児教育」
日時:4月1日(土) 10:00〜12:00 
場所:さいたま市民会館・浦和 7F(浦和駅西口徒歩10分・ロイヤルパインズホテルの前)
講師:杉浦 洋一さん(全日本教職員組合・障害児教育部長)
※参加費は無料です。保育希望の方は下記の連絡先まで。
連絡先:埼玉県高等学校教職員組合(小沢まで) 
電話 048(822)7421

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