Archive for September 2005
23 September
月刊誌「クレスコ」が特別なニーズを持つ子どもの特集
櫻井です。全日本教職員組合などが編集する月刊誌「クレスコ」10月号が「学級の中の『特別なニーズ』をもつこどもたち」という特集をしているので紹介します。
座談会は「『困っている子どもたち』とともに学び、生きる」梅原利夫さん(和光大学)、品川文雄さん(草加市内の小学校障害児学級担任・全国障害者問題研究会委員長)、高原孝江さん(NPO法人発達支援センターひまわり)、杉浦洋一さん(全日本虚飾員組合障害児教育部部長)です。
小学校、中学校からの報告の他に、越野和之さん(奈良教区第)の「文部科学省のすすめる『特別支援教育』の本質」という制度改革を論じた論文も載っています。
クレスコ2005年10月号(通巻第55号)定価500円 発行 大月書店
ISBN4-272-79255-5
14:05:54 |
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平成19年度に高等養護学校2校の開校
埼玉県教育委員会は7月28日に「埼玉県立南高等養護学校(仮称)及び埼玉県立北高等養護学校(仮称)基本計画」を策定したと発表しました。教室不足対策とうたっていますが、一般就労率100%を目指し職業教育に重点を置く県立知的障害養護学校(埼玉県立南高等養護学校(仮称)・埼玉県立北高等養護学校(仮称))を設置するための基本計画です。計画の概要は次のようです。なお、軽度発達障害の生徒の入学は想定していないようです。
計画の概要
(1) 共通事項
ア 目指すもの
職業教育に重点を置いた教育課程を編成・実施し、一般就労率100%を目指す。
イ 特色
(ア) 県有施設の改修による早期の設置
(イ) 産業社会のニーズ等を踏まえた学科・コースの設置
(ウ) 労働機関等との連携による就労支援の充実
ウ 開校年月等
(ア) 開校年月 平成19年4月
(イ) 通学区域 通学区域は設けない。
(ウ) 対象生徒 平成19年3月に盲・ろう・養護学校中学部または中学校を卒業
する見込みがあり(または卒業し)、知的障害のある者で、職業
的自立を目指し、かつ自主通学が可能な者
(エ) 入学選考 定められた募集人員により、入学選考を行う。また、開校時は2、
3学年も転入学により、生徒募集を行う。
(2) 埼玉県立南高等養護学校(仮称)
ア 所在地
さいたま市桜区上大久保519番地 (旧県立衛生短期大学跡地)
イ 生徒数
1学年64名定員(1学級8名×8学級) 全学年192名
ウ 設置学科
(ア) 環境・サービス科(メンテナンス、環境)
(イ) 家政技術科(服飾デザイン、福祉)
(ウ) 工業技術科(木工、インテリア)
(エ) 生産技術科(農園芸、フードデザイン)
エ 特色
地域との交流(ふれあい推進長など) 高校等との交流教育
(3) 埼玉県立北高等養護学校(仮称)
ア 所在地
羽生市下羽生320番地1(旧県立羽生高等技術専門校跡地)
イ 生徒数
1学年32名定員(1学級8名×4学級) 全学年96名
ウ 設置学科
(ア) 農業技術科(農業、園芸)
(イ) 生活技術科(フードデザイン、メンテナンス)
エ 特色
地域の特色を活かした農業教育 地場産業体験
(4) 今後の予定
平成17年度 耐震診断 改修等設計 解体
平成18年度 改修等工事
平成19年度 4月開校
※ 詳細については、特別支援教育課のホームページをご覧ください。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A20/BN00/hp/top.htm
12:23:55 |
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04 September
障害者福祉制度改革の学習会
全障研埼玉支部から学習会の案内をいただきましたので紹介します。全障研埼玉支部学習会
「障害者福祉制度改革 何が問題なのか?」
7月5日、「障害者自立支援法」反対の緊急集会に、日比谷に一万一千人が集まりました。歴史的な大運動のもと、全国の障害者・関係者の声で、国会解散と共に法案も廃案となりました。しかし、厚労大臣は、衆議院選挙後の秋の国会で、再び法案を提出すると明言しています。
政府がすすめようとする「障害者福祉制度改革」とは、どういうものなのか、『応益負担』制度など、その問題点について学びたいと思います。
福祉を後退させないためにも、私たち一人一人の行動が求められています。ぜひご参加下さい。
講師:峰島 厚 氏 (立命館大学教授:全障研副委員長)
とき:9月18日(日)10:00〜12:00
場所:埼玉教育会館104
さいたま市浦和区高砂3-12-24(JR浦和駅西口徒歩10分)
参加費:無料
主催:全国障害者問題研究会埼玉支部
問い合わせ:Tel&Fax 0480-34-9713(竹脇)
23:31:18 |
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02 September
「障害者自立支援法」廃案と今後の運動の学習会
本日、学習会の案内をいただきました。「障害者自立支援法」は廃案になりましたが、今後の運動をどうつくっていくのか今後の課題です。そのための学習会とのこと。
障埼連・きょうされん埼玉支部・全障研埼玉支部 活動者学習会
「障害者自立支援法案」廃案への評価と新たな運動の始発点とするために
8月8日参議院において「郵政民生化関連法案」が否決されたのにともない、衆議院が解散となりました。それによって「障害者自立支援法案」は参議院で成立の見通しがなく、今国会においては「廃案」となりました。
日本障害者協議会において「応益負担」の廃止と納得のいく審議をという障害者団体が一致できる点で団結し、運動を進めてきました。障埼連・きょうされん埼玉支部・全障研埼玉支部も日本障害者協議会の方針にもとづき、埼玉での協力・共同の行動をおこなってきました。
厚労省では、予算関連法案であることから次期国会に再提出を目指すとのべています。
昨年1月から介護保険導入の動きから、2月の「障害者自立支援法案」上程、廃案までの総括、評価を3団体の活動者学習会で一致させ、新たな運動の始発点にするとともに、埼玉の各地で共同の行動をおこなうことの基盤づくりにしていきたいと考えています。
「障害者自立支援法案」廃案の評価と今後の運動課題
斎藤なを子氏(きょうされん常任理事)
「埼玉の運動」 3団体から
「埼玉の今後の運動提案」
日時 9月3日(土)午後1時半から5時
場所 障害者交流センター和室
00:15:38 |
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