埼玉新聞が高等養護学校の記事を掲載

07年5月23日の埼玉新聞1面に今年4月に開校した高等養護学校の記事が載っています。
文中に
＞ペットボトルのリサイクル機械、パン調理室、農園芸の温室などの本格的設備が整い、従来の「養護学校」のイメージとは程遠い。

とありました。開校にあわせて異動した私の友人から話を聞いても、設備のお金のかけ方はすごいと思いました。
一方、慢性的に教室が不足している既存の養護学校（私の勤務する学校もそうですが）にはお金をかけてくれないのだろうかと不満に思っていますが、そのあたりも記事は「教室不足が深刻化　一般養護学校から疑問も」という記事でフォローしています。
また、私は来年開校の養護学校の高校内分校にもお金をかけるのだろうかと心配しています。

記事は次のURLでも　http://www.saitama-np.co.jp/news05/23/01x.html

「埼玉ネット」が３年目を迎えました

「障害児教育・特別支援教育をよくする埼玉ネット」を立ち上げて丸２年が過ぎ、３年目に鳴りました。
　2007年度は「特別支援教育元年」とも言われています。従来の障害児学級や障害児学校に在籍する子どもたちの教育に加え、通常の学級に在籍する軽度発達障害の子どもたちも対象とする「特別支援教育」が本格的にスタートする年と言われています。しかし 、教育対象の拡大に見合う教職員の増員や体制の整備はありません。さらに 埼玉県の障害児学校では、高等養護学校の開校や高等学校内の養護学校分校の開校でも深刻な教室不足や長時間の通学時間は解消される見通しがありません。「光は当たったけれど手が届かない」というのが率直な印象です。
　ということで、引き続き県内各地のさまざまな個人や団体の活動を交流し、意見交換をすすめることでつながることが重要だと考えます。引き続きよろしくお願いします。